※これは、104kgから68kgまで体を戻した30代社会人の記録です。
第5話では、「回復の安心感が、どうやって体型を変えていったのか」を書きます。
第4話では、
手術後に体重が落ちても、まったく嬉しくなかった話を書きました。
今日はその続き。
なぜ、そこからまた太っていったのか。
正直に書きます。
「食べられる」ことが、ただ嬉しかった
手術のあと、少しずつ普通の食事に戻っていきました。
そのとき強く感じたのが、
「食べられるって、ありがたいな」
という気持ち。
点滴だけだった時間。
味のない流動食。
空腹なのに我慢する日々。
それを経験したあとだったから、
一口一口が、やたらと嬉しかった。
食事が“回復”から“ご褒美”に変わっていった
最初は量も少なめでした。
でも、
- 今日は頑張ったから
- 病気を乗り越えたから
- 生きてるんだから
そんな理由をつけて、少しずつ増えていった。
いつの間にか、
疲れたら食べる。
嫌なことがあったら食べる。
安心したくて食べる。
食事が、回復じゃなく
感情の逃げ場になっていました。
太っていったけど、自分を責められなかった
この時期の自分を、今でも責められません。
だって、
「生きてる」
という実感を、食べることで取り戻していたから。
怖かったんです。
また体を壊すんじゃないか。
また入院するんじゃないか。
だから、
「今を大事にしよう」
って、自分に言い聞かせていました。
気づいたら、また体重は増えていた
少しずつ。
本当に少しずつ。
でも確実に。
鏡の中の自分は、また丸くなっていきました。
それでも、
深刻には考えなかった。
だって一度、命の危機を越えている。
体型なんて、二の次だった。
今ならわかる
今ならはっきりわかります。
あのとき太ったのは、
甘えでも、怠けでもない。
怖さと安心を、食事で埋めていただけ。
“食べられる幸せ”は本物だった。
でも同時に、
それが自分を太らせていく入り口にもなっていた。
次回は、
そこからどうやって
10年間リバウンドを繰り返すことになったのか。
75kg → 92kg → 104kg。
そのリアルを書きます。
次回はこちら
▶︎ 第6話|【ダイエットとリバウンドを繰り返した10年】75kgから104kgまで
今日のあなたへ。
今日の自分へ。
ちゃんと間に合ってるし、必ず間に合う!

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